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  1. 装置概要
  2. リニアモーター SLM-A-160
  3. サーフェイスモーター システム構成
  4. リニアモーター:応用例

1.装置概要

➀磨耗が無い
モータがプラテン面より浮上している為、磨耗がなくモーター内部でも可動する部分が皆無

➁メンテナンスフリー
接触部分が無いため、長期間メンテナンス不要

➂非常にシンプル
LMガイド等のレールが不要

➃2次元移動
1台のモータで直交2軸分の駆動を行う

➄精度が永久に維持できる
精密加工されたプラテンのみで精度が決まる

➅同一平面上に複数のモータの配置可能
モータ同士は磁気的にも電気的にも他のモータの影響を受けないので、複数モータの配置が可能

➆モータの移動面が上下にこだわらない

➇停止から高速までの広範囲の走行可能

2.リニアモーター SLM-A-160

リニアモーター SLM-A-160 仕様
項目 SML-A-160
方式 3相方式
外形寸法 166×166×30㎜
重量 2.2kg
エアーギャップ 0.015mm(エアー圧3kg/cm2)
エアー流量 20リットル / min(エアー圧3kg/ cm2)
最大積載負荷重量

+100kg(プラテン面に押し付ける方向)

-100kg(プラテン面より引き離す方向)

注意:5kgを超える場合はご相談下さい。

最大速度 1m / sec
最大加速度 1G(負荷2kg時)
最大推力 110N
分解能 10μm
移動繰り返し精度 ±2μm
位置精度 ±50μm以内(300mmに対して)

リニアモーター専用ドライバー 主な仕様
項目 SML-A-160
入力電源

DC+ 5V 1A

DC+ 15V 0.5A

DC-15V 0.5A

DC120V (加減速時) 5A

※ただし当社提供電源を使用の場合はAC100V

入力信号

LANによる移動量データー通信

方向信号 X-Y

励磁制御 (X-Y共通)

電流制御 (X-Y共通)

出力信号 電流異常信号

3.サーフェイスモーター システム構成

サーフェイスモーターシステム接続図例

4.リニアモーター:応用例

  1. 1

    基板検査機(インサーキットテスター)駆動部に採用

    4つのリニアモーターを下向きにセット、各モーターにターゲットとコンタクトをするプローブ(針)とZ軸駆動モーターを装着。各モーターがターゲットの各場所に移動をして検査を行います。4本のプローブがいずれも垂直に近くかつ、同じ角度でターゲットにコンタクトできる為、従来のボールネジ方式では困難だった発想での設計が可能です。

  2. 2

    検査 関連装置

    特定の場所に設定された条件で接触をして検査をする、またはカメラを移動させて映像を取得する。

  3. 3

    Pick and place 関連装置

    特定の「物」を取り、特定の場所に装着する。各モーターに機能を分担させることで効率の良い運用が可能。

サーフェイスリニアモーターを採用いただく場合、以下の項目を整理いただくだけでOKです。

➀ワークの稼働範囲に基づき、プラテンのサイズを決める

➁モーターを「上向き」にセットするか「下向き」にセットするか決める

➂モーターの個数を決める

以上で駆動部の基本構想はOKです。後はソフトウェアで各モーターの動作の制御を行うのみ。

※詳しくは弊社へお問い合わせ願います。

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